三京化成株式会社 SANKYO KASEI CORPORATION
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投資家の皆様へ

投資家の皆様には、平素は格別のご高配を賜り厚くお礼申しあげます。
さて、当社グループは、9月末をもちまして第86期の中間決算を行いましたので、決算の概況をご報告申しあげます。
当中間連結会計期間の決算の概況
当中間連結会計期間(平成23年4月1日から平成23年9月30日まで)におけるわが国経済は、東日本大震災の影響から徐々に立ち直りつつあるものの、急激な円高の進行にギリシャの債務危機に端を発した欧米の景気減速、新興国のインフレ懸念などが加わり、先行き不透明な状況で推移いたしました。
このような状況の下、当社グループは、お客さま本位の積極的な営業活動に注力するとともに、市場の変化を先取りした提案型営業活動の推進など、営業施策の強化に努めてまいりました。
これらの結果、売上高は105億9千5百万円(前年同期比5.2%増)、営業利益は1億5千6百万円(前年同期比8.8%減)、経常利益は1億9千8百万円(前年同期比11.8%減)、中間純利益は1億1千1百万円(前年同期比23.7%減)となりました。
なお、中間配当につきましては、前期末決算発表時に公表しておりますとおり、1株につき4円25銭とさせていただきたいと存じます。
事業分野別の売上概況は、次のとおりであります。
土木・建材資材関連分野
土木関連分野では、電信柱・地盤強化用の支柱などのコンクリート二次製品関連は、震災復興需要により伸長いたしましたが、セメント添加用薬剤関連は、公共事業の縮小や供給元の震災被害による影響などから減収となりました。
建材資材関連分野では、震災用仮設住宅関連の造作部材などの出荷が増加したほか、注文住宅も堅調に推移し大幅な増収となりました。
この結果、売上高は29億9百万円(前年同期比7.0%増)となりました。
情報・輸送機器関連分野
情報関連分野では、薄型TV等のデジタル家電の大幅な生産縮小を受けて電子部品関連は苦戦したものの、タブレット型情報端末の表示関連が好調で増収となりました。
輸送機器関連分野では、車両用内装塗料・接着剤用薬剤は、国内生産の大幅な減少により低迷しましたが、海外生産用の部品は堅調で、特に成形樹脂が順調に推移し増収となりました。
この結果、売上高は38億2千4百万円(前年同期比7.4%増)となりました。
日用品関連分野
日用品関連分野では、製靴関連が震災後の工場等の稼動状況の悪化から関連資材が低迷したほか、化粧品関連も末端需要の低迷による新製品の発売延期等が影響し、関連薬剤が低調に推移し減収となりました。
フィルム関連分野では、農業用フィルム、包装用軟質フィルムが震災の影響による供給不足から代替需要が発生し増収となりました。
この結果、売上高は14億9千6百万円(前年同期比0.2%増)となりました。
化学工業関連分野他
繊維関連分野では、国内の繊維二次加工品が安価な海外品の影響を受けて縮小しましたが、産業用・繊維用薬剤は伸長し増収となりました。
化学工業関連分野では、接着剤や塗料関連が震災後の供給不足から、新規輸入化学品やインキ・フィルムラミネート用化学品が好調で増収となりました。
この結果、売上高は23億6千万円(前年同期比3.0%増)となりました。
今後の見通し
国内外の経済情勢は、震災からの早期復旧や輸出に持ち直しの動きが見られるものの、歴史的な円高の定着や電力供給問題のほか、タイ国各地で発生した大規模洪水被害、欧州の金融不安による世界的な景気減速に対する懸念の高まりなど、先行き不透明で、今後も厳しい状況が続くものと思われます。
このような状況の下、当社グループは、引き続き新規顧客や海外を含めた新規市場開拓に積極的に取り組むとともに、収益率の改善、経費削減に努めてまいる所存であります。
投資家の皆様におかれましては、変わらぬご支援とご鞭撻を賜りますようお願い申しあげます。
平成23年12月
代表取締役社長 小川和夫
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